幼い頃からずっと他人の目を気にして生きてきた
「これからどう生きていけばいいのか分からない」
数年前のわたしは、先が見えない暗闇の中から抜け出せずにいました。
思えばずっと、周りからの見られ方ばかりを気にして、これをしたら(言ったら)
- 褒められるかも
- すごいって言われそう
- バカにされたら嫌だな
- 違うって言われたらどうしよう
- どう思われるか不安
- なんて言われるか怖い
こんな声ばかりが頭の中を占めていたように思います。
幼少期からずっとこうやって生きてきたからか、大人になって
「あなたの強みは?」
「個性は?」
「自分らしさは?」
と聞かれても、うまく答えられませんでした。
生きていく上で、「自分らしさ」というものが必要なのは当然知っています。それを問われる場面にもたくさん直面してきました。その度にうまく答えられない自分が恥ずかしくて、バレたくなかった。
だから、自分なりに自己分析ツールを使ってみたり、自己啓発セミナーに出てみたり、自分探しの本を読んでワークをやってみたりもしました。それでも、自分がわからなかった。
いつも「あぁ、やっぱりダメだ。わたしには無理なんだ」とふり出しに戻ってきては、「自分の人生はこんなものだ」と諦めていました。
いくら周りから「すごいね」と言われても、自分に自信が持てなかった。からっぽの自分は「つまらないヤツ」だと思って、好きになれなかった。表向きは笑って楽しそうにしているけれど、そんな自分がとても残念で虚しい。
そんな思いを、自分の奥底ではずっと抱えながら生きていました。
突然の予期せぬ出来事
そんなふうに、”自分は満足していないけれど、人からはそこそこ評価される人生”を歩んできたんですが、33歳のときに予期せぬことが起きました。
離婚して、子どもと離れて暮らすことになったんです。それまでの私は、いわゆる優等生のような生き方をしてきたので、まさか自分が離婚するなんて、ましてや母親である自分が子どもと別居するなんて、考えたこともありませんでした。
今までの自分の生き方を強制終了させられたような感覚。これからどう生きていったらいいのかわからず、離婚して半年ほどは、仕事とお酒で、不安や寂しさを紛らわせていたように思います。
自分の声をはじめて聞いた経験
そんなとき、知り合いの紹介で、たまたまコーチングを受けることになりました。
「納得いく目標を立てたい」と思っていた私は、もしかすると役に立つかもしれないと、ほんの軽い気持ちだったと思います。
セッションを受けはじめたころは、今まで自分が探し求めていた方法論やノウハウを教えてくれない”コーチング”というものに慣れなくて、セッションで聞かれる「あなたはどうしたいの?」という質問に全然答えられませんでした。
答えを求めて頭の中を探るけれど、どれも「これだ」という確信が得られず、なんとか答えのようなものが浮かんでも
「これってあってる?」
「これは求められている答え?」
「これが正解?」
という疑問が自分の中で浮かんで、パッと答えられない。
「なぜこんなに自分のことがわからないんだろう…」と絶望していたのを覚えています。
そんな私に、コーチは、「間違いはないから、そのまま話してみて」と待っていてくれました。
「あってる?」「正しい?」と確認しようとするところが、まさにずっと他人軸で生きてきた証拠ですよね。長年「正しい答えを出す」ことが染みついていたので、「ただ自分が感じたことをそのまま話すこと」がなかなかできなかったんです。
一方で、今までとは違う手応えも感じていました。それまで、自分を探すために「自分でなんとかしよう」と色々試してはうまくいかなかったのに、セッションを通して少しずつ霧が晴れていくような感覚があり、「もしかすると、自分も変われるかもしれない」という希望が見えはじめていました。
こんなふうにして何回かセッションを重ねていくうちに、少しずつ自分の中にあるものを出せるようになっていきました。ただ、「こうあるべき」という一般的な正しさを基準に生きてきた私にとって、「正しさ」と「自分の本音」を区別することがすごく難しかった。
私の答えに対して、「それは本当にあなたが思ってること?それとも誰か他の人?」とたずねられて、そのとき初めて「これは自分が本当に望んでいることじゃないんだ」と気づかされることが多々あり、その度に困惑しました。
そんなことを繰り返していき、ようやく自分が本当に大切にしたい価値観に出会ったときは、「やっぱりそうだよね」と、ずっと知ってたけれどずっと無視してきたような感じで、「もう自分に嘘をつかなくていいんだ」とほっとするような感覚でした。
コーチングを受け始めて数ヶ月たった頃には、「私はこう生きていきたいんだ」と自分が納得する生き方を見つけ、他の誰かではなく、自分が大切なことを大切にする生き方をしようと決めることができていました。
そうすると、前よりもずっとシンプルに、ずっと楽に生きられるようになった。
ずっと「希薄だなぁ…」と思っていた人間関係も、気づけばとても豊かになっていった。
「ちゃんと自分の人生を生きている」という実感が得られるようになって、世界が変わった。
ずっと手に入れたいと思っていた人生を、やっと手に入れることができたんです。
今だから分かること
私は幼少期から、周りから「すごいね」と言われたくて、評価や賞賛を求める人生でした。その過程で、どんどん自分らしさから遠ざかり、自分がわからなくなっていったのだと思います。
気づいかないうちに、もう「自分らしさ」というものに自分一人ではたどり着けないところまで来ていた。それなのに、それまでと同じように自分でなんとかしようともがいていたんですね。
そんな八方塞がりな私に必要だったのは
「どんな自分でいても大丈夫」と安心できる場所と
「自分の中に必ず答えがある」と信じてくれる存在
だったんだと思います。
どんなことを言っても、やっても、考えていても、感じていても、
「それは違う」「それはダメ」と否定・評価することなく
ただ「そうなんだね」と受け止めてくれる、絶対的に安心・安全な場所。
そして、「大丈夫。あなたならできるよ」と常に自分の可能性を信じてくれる存在。
そんな環境の中で、自分の内面に目を向けて、感じてみる。
自分が何が好きで何が嫌いなのか、何を思っているのか、何を感じているのか。
そうしたことを後回しにしてきたからこそ、焦らずに、ゆっくりじっくり、素直に向き合っていく。
そうすることで、少しずつ霧が晴れていったのだと思います。
一歩踏み出したいあなたへ
もやもやの中にいると苦しいですよね。でも、安心してください。
お先真っ暗と思えるような暗黒時代は、実は、人生のスタートです。
その先に次の世界が待っています。そこからが本番なんです。
あなたの未来にも、「これが自分なんだ、これでいいんだ」と
心の底から思える世界が必ず待っています。誰でもそこに行けます。
一歩踏み出したいと思ったなら、よかったらあなたのお話を聞かせてください。
お待ちしています。
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